以前飼育していたインコのピヨちゃんは、全くと言っていいほど野菜、果物は食べませんでした。
怖がって近寄らない!というのが正しかったかもしれません。

食べるのはインコ用のシードの餌のみ。でもまぁちゃんと餌を食べるので、別に困ったことはありませんでした。
ところが現在飼育中のラムネちゃんは、なんとキャベツをあげるとどんどんつついて食べていました。
この子は食べるんですね。
ただ、あげてみてから「キャベツってインコにあげても大丈夫だったっけ?」と思い調べてみると、ダメでした。
あちゃー…。
ということで、インコにあげても良い野菜や果物、ダメなものについて簡単にまとめてみましたので参考にしてみてください。
食べて良いもの
インコはシードやペレットを主食として食べ、副食として青菜を中心とした野菜を好んで食べます。青菜に含まれるビタミンAは抵抗力を上げる作用があり、ほとんどのインコは好んで食べます。
セキセイインコにあげても良い野菜は、
- 小松菜
- チンゲン菜
- かぼちゃ
- にんじん
- 豆苗
- ピーマン
- 白菜
- ブロッコリー
などと一般的には言われています。

↑白菜を食べている最中
果物であれば、
- みかん
- バナナ
- イチゴ
- メロン
- スイカ
このようなものが可能です。ただ、生野菜や果物は水分が多く含まれるため、あげるすぎると下痢をしたり体調不良の原因となることが考えられます。
あとは我が家のラムネちゃんも、なんでも食べるわけではなく、小松菜や白菜は食べるけれどバナナやその他の果物はまだ食べません。
インコにあげてはいけないもの
インコにあげてはいけない食材としては、
- アボカド
- チョコレート
- 白米
- アルコールやコーヒー
- 梨
などがあります。

特にアボカドには「ペルシン」という毒性のある物質が含まれており、インコが摂取すると死に至る可能性があります。
またチョコレートは、「テオブロミン」という物質とカフェインがが循環器障害や中枢神経障害を起こします。
いずれも人間の生活にはありふれた食物であるため、飼い主がきちんと情報収集して気をつけておく必要があると思います。
その他、インコにあげてはいけない野菜は、
- キャベツ
- ほうれん草
- オクラ
- にら
- にんにく
です。シュウ酸が多く含まれており結石の原因となったり、ゴイトロゲンという物質が含まれており甲状腺腫誘発の原因となる可能性があります。
キャベツは日常的に食材と利用するため、ついついあげてしまいやすい野菜ではありますが、ビタミンAの含有がなく、逆に病気の原因となる物質が含まれているため与えないよう注意が必要です。
まとめ
ペットを飼育していると、やはりエサを食べる姿を見たいですし、たくさん食べると嬉しいものです。

ただし、金魚の飼育や先代のピヨちゃんの飼育でも学びましたが与える餌の「適切な量」「適切なえさ」というものがあります。本人たちはそれをうまく選択できないため飼い主が気をつけて与える必要があります。
特に与えると致死的になる食べ物(アボカドやチョコレート、アルコールやコーヒー)があるため、それは最低限の知識として飼育するときに知っておくべき知識であると思います。
皆様の参考になれば幸いです。
本日もここまでお読みいいただき、ありがとうございました。