昔から「夏祭り」といえば「金魚すくい」は風物詩ですよね?
2025年8月、我が家でも近所の夏祭りで金魚すくいをしました。
合計13匹という多くの金魚が一度に我が家に来て、簡単に考えて飼育した結果、ほとんどの金魚が死んでしまうという結果になってしまいました。
今回は、その経緯と反省について書いてみたいと思います。
13匹も欲しかったわけではないが…
夜店で金魚すくいを娘がしたがったので、やってみました。
予想外に3匹程度は取れたのですが、まだまだ金魚がたくさんいたのでサービス(?)で7−8匹もいただきました。
小さいビニールではすぐ酸素がなくなってしまうので、私だけ急いで帰宅し水槽を準備しそちらにすぐ移しました。水槽は幅30cm程度のあまり大きくないサイズで、それに7−8匹入るとかなり窮屈そうではありました。
水流装置があったので、酸素供給の代わりにとそれを作動させていました。
その日の夜、息子がさらに5匹程度の金魚を追加でもらってきました。
これで金魚が一気に13匹となってしまいました。

数が多いことを簡単に考えすぎた
流石に13匹も30cmの水槽にいると、かなりの混雑具合。ただし、今まで金魚を飼育したことがなかったので「まあなんとかなるでしょう」と考えていました。
金魚1匹あたり3−5L程度の水が必要なので、30cm水槽であればどう考えても3−5匹が限度だと考えられます。ただそれも参考程度にしかしていなかったし、新たに大型水槽を置く場所もコストもないので簡単に考えていました。
さて、1日目はメダカの餌をとりあえず与えておいて、次の日に「金魚のエサ」を買いに行き、それを与えました。
まだまだ元気いっぱいで、泳ぎ回っていました。

この時点でもみんな元気であったため、エアポンプも底砂も設置していませんでした。
一気にダメージを与えた(?)エサのあげ過ぎ
今まで金魚の飼育経験がなかったため、「どれくらいエサをあげればいいのか?」がわかりませんでした。
エサの説明書には「5分間で食べ切れる量」と書いてありましたが、金魚の数が多く、あげればあげるほど食べてしまいます。
「数も多く、元気がいいためもっとあげた方がいいのか?」と考え、朝夕1日2回どんどんあげていました。
ただしこの頃から水の汚染がひどくなり、2日程度で汚れてしまうため頻繁に水換えを行いました。それでも水の汚染が改善せず、1日に2−3匹ペースで死んでいっていました。
私が気に入っていた唯一の黒の出目金は、一番最初に死んでしまいました。
本格的に金魚飼育について調べ始める
簡単に考えて金魚飼育を始めましたが、どんどんと金魚が死んでしまうためこの頃から本格的に金魚飼育環境について本やネット、Youtube動画で調べ始めました。
そして、エアポンプや濾過器、底すなも準備し金魚の飼育環境を整えていきました。

それでも金魚はどんどんと死んでいき、現在はラスト1匹まで減ってしまいました。
時すでに遅し…でした。
反省点(どうすれば良かったか)
今回のこの経緯から、次もし同じ状況であったらどのようにすれば良かったか考えてみました。
- 夜店でもらってきた金魚は、まず水温合わせをしてから水槽に入れる
- 最初の3日程度は塩水浴にする
- 空気ポンプでの酸素供給は必須
- 餌は少量にし、満遍なく食べられるよう配慮しながらエサをあげる
- 数が多い場合には水の汚染もひどいため、濾過器を設置
- 水換えは1/3程度ずつ行う
こんな感じでしょうか?
もらってきた金魚たちは、かなりストレスがかかっていると考えられるため落ち着いた環境でできるだけ水合わせをして更なるストレスがかからないよう調整するべきでした。
あとは酸素供給は大事です。空気ポンプは最初から必須でした。
そしてエサのあげすぎは、水質を一気に悪くするため要注意です。それ以外にも「金魚はエサはあるだけ食べてしまう」ようなのでこちらで量を調整してあげないといけません。金魚は「胃」がないため、食べたものはそのまま腸に行き食べすぎると腸が詰まって体調不良や死んでしまうらしいです。
なるほど…早く知っておくべきでした。
私が参考にした金魚店の動画では、比較的大きい金魚でも「1匹あたりこの粒のエサを3粒目安です」と言われていました。
正直それで足りるのか?という少量でしたが、それでもみんな元気で泳いでいましたし、プロが言うからには間違いないのでしょう。
まとめ
現在、我が家には生き残りの和金が1匹しかいなくなってしまいました。
もう1匹は体調不良で塩水浴をしていたのですが、先日それも甲斐なく死んでしまいました。
金魚の飼育は、メダカやドジョウとは違ってなかなか難しいです。
でも私は金魚も好きなので、これを機会にきちんと勉強していき飼育に挑戦していきたいと思います。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
