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私は自分が子供を育てる上で「子供自身が自己肯定感を持てるようになること」を大事にしているつもりです。
自己肯定感とは、どのようなことなのか?
それは、「自分のことを、自分で肯定できる」「自分って生きている意味があると感じることができる」というようなイメージです。
これがない人というのは、自分に自信が持てずに何かに依存してしまったり、他人の評価にビクビクしたり、非常に生きていくことが辛い状態になりやすいと言われています。
私自身がかなり親に厳しく育てられたこともあり、特に思春期から大人になった時期に自己肯定感の低さから生きていくのが辛かった時期がありました。
自分の子供たちには、そのような思いはしてほしくないと思い、色々子育て本で勉強したりしています。
「自己肯定感を持てる人になるための子育て」とは、どのような関わりをしていけば良いのでしょうか?
子育ての失敗だらけ
実は、息子の小学校時代は色々ありました。
友達からいじめられて、一時不登校になったことがありました。
同級生の子の親に「オタクの息子がうちの子供を怪我させた」そう言って責められたこともありました。
私は、我が家の考え方や我が子が一番正しいとは思っていません。
むしろ私や妻も初めての子育てで、たくさんの失敗をしていると思います。
息子もひょっとしたら時には人を傷つけ、そして時には人に傷つけられ、そんな中で様々なことを日々学んでいるんだと思います。
それでも今まで自分と子供を信じて、子育てをしてきましたし、これからもしていくと思います。

頑張った「過程」を認める
なかなか毎日は実施できていませんが、子供の「頑張りを評価する声かけ」はするようにしています。
例え結果が出なくても、「努力した過程」を親として認めてあげるようにしています。
子供達を見ていると、やっぱり生まれつき「勉強ができる子」「運動ができる子」「友達が多い子」色々います。
才能や遺伝的要因って、絶対あります!
ただ、そこは置いといてどうしてもほかの子と比較して、結果だけを見て判断しがちです。
例えば「〇〇さん家の子はできるのに、あなたはなんでできないの?」という感じです。
でも人には得意不得意があり、自分だって親として、一人の人間としてパーフェクトなわけないんです。
でも、それを子供に求めてしまう人って結構多いのではないでしょうか?
そこは、気をつけているつもりです(子供から見たらできてないかもですけど…笑)
感謝を伝える
私は、自分が結構自己肯定感が低くて苦しんだ過去があるので、やはりこうして結婚して子供に恵まれたという環境に非常に感謝しています。
どうしても子供には「多くを求めがち」になりますが、そこは大人としてグッと堪えて「我が子として生まれてきてくれてありがとう」は伝えるようにしています。
でも、そんなに口に出しては伝えていないかもしれませんが…恥ずかしくて笑
別に頑張らなくても、我が子として生まれてきてくれただけで、あなたは十分なんだということを伝えようとは思っています。
だって、子供がいる人生と、子供がいない人生では大きく変わってきます。
世の中、子供が欲しくても恵まれない方も大勢おられると思います。
それを考えれば、子供の出来が悪くたって、生まれてきてくれただけで十分感謝じゃないですか??
ありがたいじゃないですか!
子供がいる人しか経験できないこともたくさんあります。
子供は、生まれてきてくれただけで、それを私たちに経験させてくれているわけです。
でも、子供がいる日常が当たり前になりすぎると、そんな「自分たちは恵まれている」ということすら忘れてしまいがちですよね。
子育てで参考にした2つのお薦め本
一番参考にした本は、精神科医の明橋大二先生の「子育てハッピーアドバイス」シリーズです
精神科医の明橋先生は、精神科医としての経験から精神を病む人は「自己肯定感」が低く、生きていることに意味を見出せない方がおられる。
時には自ら命を経ってしまう方もおられます。
そうならないためにも、まずは自分は存在しているだけで意味がある、結果でなく頑張った過程も評価することが大事、ということを著書の中で多く述べられています。
これは非常に私自身が読んでいて、共感できる部分が多かったです。
あとは、父親として主体的に子育てに関わることが大事なことも学びました。
「これ、手伝ってあげるよ」とか「これ、やっておいてあげたから」などの発言は、あくまで子育てや家事は女性がやるものであり、男性は手伝ってあげているという立場に立ったものです。
でも、もう時代遅れなんですよね、そういう考え方は。
子育てや家事というのは、男女病棟にやる時代なんです。
そういう考え方も学びました。
様々なシリーズが出ていますので、ぜひ読んでみてください!
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もう1冊お薦めなのは、「保育士おとーちゃんの叱らなくていい子育て」です
これも非常に面白く、私の子育てに影響を与えていると思います。
私は、先に述べた通り非常に親に厳しクソ立てられ、よく怒られていました。
私の母親は特に「キレやすい」性格だったので、手を挙げられたことも何度もありました。
ただこの本には、子供って小さい大人ではなく、まだ発達段階の途中で理解ができなかったり、経験がなくてわからないことがたくさんあり、それを親側の都合で「叱る」ことは悪影響しかないので、しないほうがいいということを述べています。
子供も、子供目線になって、子供に理解できるように説明することが大事です。
そしてもちろん子供なので、一回できちんと理解し覚えて失敗しなくなるわけではありません。
それを親側がきちんと理解して子供に接する必要があるんです。
そういうことを理解させてくれた、非常に良い本でした。
こういうの、義務教育の内容に入れればいいと思うんですけどね…日本人の幸福度が上がりそうだと思います。
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甘やかす、と言うことではない
今までの内容を読むと「甘やかす」「叱らない」と言うイメージを持たれたかもしれませんが、怒るときはめちゃ怒ります。

多分、怒らせたらやばいと思われていると思います。
どう言う時に怒るか(叱るか)というと、人を傷つけたりした時、そうなりそうな時、怪我などの危険性が高い時、物を大切にしないとき、そんな時に怒ります。
これは人としてやったらダメ、これは非常に危ない、こう言う内容は有無を言わさず、理屈抜きで教えておく必要があると思っています。
ただ、ダラダラいつまでも引きずって怒らないようにしていますし、本人がダメなのではなくやった行為や考え方が間違っていたことに対して怒るように気をつけています。(でも多分完璧には全然できていませんし、感情的になって怒ることも多々あります)
我が子の現在
そんなこんなで育った我が子は、現在は野球を夢中でしています。

↑これは先日行ったマツダスタジアムでのカープのオープン戦
以前は、山登りやロードバイクでのツーリングやレースの出場、空手などをやってきました。これらはどちらかというと私から提案して始めたものばかりです。
でも小5の夏休みに「どうしても野球がしたい」と本人が言い始めました。
私的には「中学校になってからでもいいのではないか?」→少年野球って親が毎週末の練習に付き合わなければいけないので大変だし自由がなくなるのが嫌だった
と一旦は止めてみたのですが、本人の意思は揺らぎませんでした。
ですので世間的にはかなり遅れて少年野球を始め一生懸命頑張りました。
自分でやりたいと言ったので、基本的に自宅での練習も自分から「やりたい!」と言ってきます。
私も息子がやりたいこと、練習に可能な限り付き合ってあげています。
自分自身が今までの人生でここまで一つのことに打ち込んだ経験がないので、親としてもこの熱中ぶりには感心してしまいます。
やらせるより、やりたいを大事にする
家での勉強についても、声はかけますがやるかやらないかは基本的には本人に任せます。
やらずに学校で怒られるのも、テストで悪い点数を取るのもの本人にとっては重要な経験だと思うからです。
大きな怪我や命にかかわらない「失敗」はできるだけ今のうちにたくさんさせておいた方がいいと考えています。
100回言うより、1回自分で失敗した方がよっぽど理解できます。
野球も、自宅での自主練習はやるかやらないかは本人任せです。
本人が「野球の自主練をやりたい!」と言えば付き合いますが、本人が言い出すまで必ず待ちます。
最近は私の体の方が悲鳴をあげていますので、多少不機嫌で練習に付き合う時も多くなってきました…結構平日仕事が終わってからの野球の練習は、肉体的に辛いんですよね汗
でも、今、本人のやりたい!に可能な限り付き合ってあげたいし、私も息子との今の時間をできるだけ大事にしたいと考えています。
この辺りは自分が子供の時にやりたいことを大切にしてもらえなかった反動なのかもしれません。
私の親は、自分が大学に行けなかったから私に大学に行くことを求めていましたし、それが私にとって最良な幸せだと考えていたようでした。
でも、それが私にとっては非常に辛かった。同じ経験は、我が子にはさせたくないと考えていますので、可能な限り本人の「やりたい」に時間もお金も割いて答えてあげようと思っています。
でも、これもまた子供自身にとっては他の悩みの種になっていくのかも?しれません。
子育ても進化する
今、この時代に子育てで「最良」と言われていることも、多分いずれ古い考え方になるでしょう。
あの時はあー言っていたけど、結局間違っていたよね、そう言われる時代も来るかもしれません。
だから、色々これからも勉強はしていこうと思います。
ひょっとしたら「軸がブレブレじゃん」みたいなことになるかもしれません。
でも、みんなタイムマシンは持っていませんので、その時自分が正しいと信じることを日々実践していくしかありません。
子供の幸せを願わない親はいないと思います。私も子供たちの幸せを一番に考えています。そのために自分が今できることを精一杯していこうと思います。
皆様の子育てに、少しでも参考になれば幸いです。
本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。