先日、小学校6年生の息子が野球のクラブチームを卒団しました。
たった1年半ではありましたが、よく頑張ったと思いますし、このチームで野球をしたことは本人だけでなく親の私たちにとってもとても良い経験になり、人のつながりもできたことは感謝しかありません。
そもそも私が看護師で、感染対策の仕事をしている関係上、コロナの時にはなかなかスポーツをさせてあげられていませんでした。特にチームスポーツなどは感染リスクが高いため、極力感染流行拡大がするとお休みさせていたりしました。
最初は家の近所でしている「空手」をさせていました。
これは私が昔していて、武道を子供にもさせたいと思ったからです。
それなりに頑張って練習もしてはいたのですが、本人的には別にやっていてもいいけれども特に面白くもなかったようでした。
野球については、キャッチボールとかはよくしていたのですが、別に特に好きな様子などはありませんでした。
空手だけでは時間がつぶれないので、休日には自転車(ロードバイク)で二人でよく出かけたり、近くの低山に登山をして頂上でお昼ご飯を食べるなどをしていました。
ところが一昨年の夏。
夏休みで、家でずっと甲子園を見ていたようで、大谷翔平の活躍もありちょっと世間的にも野球が注目された年でした。
「野球がやりたい!」と。
私は、「野球って毎週練習があって、送り迎えなどが大変で、土日が潰れる。お茶当番とか、試合の日は引率していく必要があり大変そう…」というのがまずありました。
「中学校からでもいいんじゃないか?」
これが私の返事でした。一旦はそれで引き下がったものの、やはり翌日「やっぱり野球がやりたい。今やりたい!」
親としてもこれ以上止めるわけにはいかず、夏の暑い最中、近所の野球のクラブチームへ見学に行きました。
土日の午前中が基本的に練習で、時に1日練習あり。公式戦や練習試合もありました。
案の定、やはり土日がほとんど息子の野球のお手伝いで終わる日々となりました。
しかし、彼は非常に熱中して行い、毎日練習をして頑張りました。
決して器用な方ではなく、親の私から見ても野球の才能があるとは思えない部分も多々あります。それでも、毎日練習して少しづつではありますが上達し、今ではほかの同世代の子達と比較しても、決して見劣りすることは無くなりました。
短い時間でも地道に努力すれば、しっかり成果が出ることを親にも教えてくれ、そして彼自身も実感していると思います。
まだ彼の野球の日々は終わったわけではありませんが、一旦クラブチームを卒団することでピリオドとなりました。
これからどれくらい、野球を続けていくかわかりませんが、親としてもできる限り応援はして行ってあげたいと思いました。
本日も頑張っていきましょう。ここまでお読みいただき、ありがとうございました。