生きていると「腹立たしいこと」「カッとなること」はつきものです。
中でも子育ては、毎日24時間365日続きます。
子供に対して怒ること、腹が立つことは非常に多いです。
ただ、その場は非常に腹が立って強く起こってしまったけれど、後から「失敗したなー」「あんなに怒らなくても良かったな」と思うことがあります。
腹が立つこと、怒ることは生きていると避けることができないことではありますが、大人になってくると「その場の感情だけで怒る」ことは、避けることができるようになっておきたいものです。
今回は主に子育てにおける「怒ること」「叱ること」についての私見を書いて見ました。
私はカッとなる性格ではある
私は、自分で「自分はカッとなることがある」と感じています。
特に傾向としては、一般的に「内弁慶」というか、子供とか弱いものに対して感情で怒ってしまう傾向があると思っています。
子供はまだ学童や小学校の時は、反発したって体力的にも大人の方が圧倒的に強いです。
子供に対して体力的にも金銭的にも圧倒的に有利なことを背景に、怒ることで言うことを聞かせることが出来ます。
振り返ってみても、そういうところがあるなと感じています。
子供は特に、まだ成長段階ですので自分のことがコントロールできなかったり、失敗したり、泣いたり笑ったり、様々です。
みんなそれを経て大人になっていきます。
もちろん「人を傷つける」「大怪我や命の危険がある」ことに対しては、本気で怒ってもいいと思いますし、怒るべきだと思います。

ただし、それ以外のことは「本当に今怒るべき内容か?」「自分の一時的な感情に任せて怒っていないか」は考えるべきですし、振り返るべきだと思います。
年とともに感情的になりやすくなる!?
昔は、人間歳をとると丸くなる、優しくなると言われていましたが、人間という一つの動物の脳の機能低下という面から考えると必ずしもそうとは言えません。
むしろ、脳の機能が低下し、認知機能が低下してくると「昔より怒りっぽくなる」「被害妄想的な考え方になる」などの傾向があり、私の経験からもそうだと思います。
感情をコントロールする力や記憶力、状況を判断する能力が低下してきて、些細なことで怒ってしまったり、相手のことを理解する能力は低下してくるかも知れません。
自分も人間である以上、そうなる可能性があるということは誰しも知っておくべきことなのかも知れません。
でも、不思議と認知症がひどくなっても「非常に穏やかな方」もおられます。
怒りっぽくなる人、穏やかな人、元々の性格などもあるとは思いますが、その差の原因が具体的に何なのかはまだわかっていません。
できれば穏やかに年老いていきたいものですね!
感情に任せて怒らないために
子供に対して、感情任せに怒らないためにはどのようにしたら良いでしょうか?
子供も、何か怒られるようなことをしたとしても「何かやってしまった理由」があることでしょう。
「なんでこんなことしたんだ!!」
周囲の大人からすると腹立たしいかも知れませんが、ここで立ち止まって少し考えてみることを習慣づけましょう(私もまだ全然できていませんが…)
何かやった理由があるかもしれない
からです。
ひょっとしたら、すごく気をつけていたかもしれません。
特に子供の場合は、気をつけていても失敗することもあるでしょう。
我々も経験したからこそ、わかるようなったこともたくさんあるでしょう。

一時の感情に任せて怒ったり、怒鳴ったりしてしまうと、それらの気持ちや努力を一切無視してしまうことになります。
これでは、次に繋げよう、次から気をつけようという気持ちにはならないと思います。
わざと失敗しているわけではなく、これも大事な経験をしているという「広い心」で接することができればベストですね。
大人も失敗しちゃって大丈夫!
私自身も、「あー怒るんじゃなかった」「あんなに怒らなくても良かった」という経験がホント多いです。
私自身も、日々そこから学んでいると言っても過言ではありません。
親も子育ては初めてだから、経験しながら学ぶと良く言われます。
子供との経験を通して、色々と学ばさせてもらっているんですね。
でも、その親の経験に付き合っている子供はたまったもんじゃないです。
そのような、生きるモチベーションが下がる理不尽なことはこれからの生活で一つでも二つでも減らしていけることができれば、より良い関係の構築につながると思います。
そういう紆余曲折も、子供にとっては糧になるかもしれませんが。
まとめ
あくまでも「絶対怒ってはいけません!」と言っているわけではなく、「親の都合や感情に任せた理不尽な怒られること」を減らしたいですね、という話でした。
どの子供達も、これからの日本の未来を担っていく貴重な存在です。
自分の子供だけでなく、近所の子供だけでなく、全部の子供たちに幸せになってほしいし元気に育ってほしいと思っています。
ぜひこれを読んで、いろんな方が子供達にとって良い子育てをしていただけるとみんながハッピーになると思います。
私も日々、これらのことを気をつけながら生活、子育てしていきたいと思います。
今日もいい1日になりますように、いってらっしゃい!!