牛丼チェーン店って、ここ10年くらいで急速に全国展開が進み、どこに行っても見かけます。
私も一人の時、家族で出かけた時、ほんとよく利用します。

ただ、都市部に行くと「複数の牛丼チェーン店」を見かけ、「今日は一体どこの牛丼にしようか…」と迷うことがありました。
もちろん、お店が違うので全部味が一緒というわけではないでしょうし、かといってどういう特徴の違いがあるのか、調べたことも考えたこともありませんでした。
今回ブログ記事として、私なりに知りたかった「牛丼チェーン店のそれぞれの特徴」について調べてまとめてみました。
「今日は牛丼を食べよう」と思った時の参考にしていただければ、幸いです。
店舗数の比較
各牛丼チェーン店の日本国内の店舗数を調べてみました。(2024年7月時点)
店舗数(国内) | 店舗数(海外) | |
すき家 | 1953 | 669 |
吉野家 | 1225 | 986 |
松屋 | 1046 | 14 |
で、すき家がダントツの1位でした。
すき家だけで、日本国内に約2000店もあるんですね!!
そして、3つのチェーン店を合計すると、約4200店!!
どこに行っても牛丼屋さんを見かけるはずだ!
1都道府県あたりの店舗数は、すき家で計算してみるとなんと46.5店。
1つの県に46店舗くらいあるってすごいですよね。そりゃいろんなところ行っても「あ、ここにもすき家ある!」ってなるはずだ!そして、すき家なら味もわかるので「お昼ご飯はすき家にするかー」って我が家はよくなります・
もう少し細かく考えてみると、その県にざっくり10この市があるとすると、一つの市あたり4−5店舗はあるという計算になりますね。
すごい!
そして、意外と松屋もその半分くらいはあるんですね。確かに、すき家ほどではないですが、ちょくちょくみる気がします。
一方で、海外への出店数は「吉野家」が一番多いようでした。
もし、自分が外国に行って食べるところに困ったら、私なら吉野家絶対行くと思います。
「牛丼」って海外でもニーズが高いんですねー。
というか、吉野家986店ってすごくないですかね?
こりゃますます頑張って牛丼食べないとですね。
ちなみに他に牛丼を提供しているチェーン店を調べてみると、「なか卯」「伝説のすた丼屋」「東京チカラめし」という店舗がありました。
どれもまだ行ったことはないけれど、すんごく興味があります!
牛丼の値段や味の比較
各社の牛丼(並)の価格と味のレビューを比較してみました(2025年3月現在)。
牛丼並の価格(税込) | 味の特徴 | |
すき家 | 450円 | 玉ねぎは一番大きく甘味が感じやすい。実測レビュでは、牛丼並の重量が一番重い。肉一つ一つは吉野家よりも大きく、味つけも濃いめ。 |
吉野家 | 498円 | 味付けは白ワインベースで、玉ねぎにもしっかり色が染み込んでいて、どちらかというと甘め。色の割には薄めの味付けの様子。牛肉は程よく脂身があり薄めに切ってある。 |
松屋 | 430円 | 味付けは3つの中で一番濃いめ。ちなみに松屋は牛丼ではなく牛めし。他社に比較し肉の脂身が少なく、その分食べ応えがある。 |
どの牛丼も食べたことはありますが、味の違いははっきり言って覚えていません。
家の近くに、もしこの3店舗あれば、ブログ企画でぜひ食べ比べしてみたいなーと思います!
ただ、私は高校生の時に人生で初めて食べた牛丼が「吉野家」であったために「吉野家の牛丼って美味い」っていう印象が脳に刷り込まれています笑
牛丼食べたいならば、吉野家でしょ、という考え方になります。
ただし、現在の住んでいるところに吉野家はないので、牛丼と言えば「すき家」によく行きますし、出かけた時に松屋もあれば「今日は松屋にしてみっか」となりますね。
ちなみに食べた感触は、調べたレビューの通り、吉野家の牛丼が一番肉が柔らかくほろほろする気がします。
吉野家の歴史

吉野家の歴史は古く、最初は1899年(なんと明治32年!)東京・日本橋の魚河岸で松田栄吉さんという方が創業、発明されました。
当時は、お酒のおつまみなども出していたとのことですが、時代は流れ、2代目の松田瑞穂さんがお店を継がれました。
戦後となり、店も移動しました。
当時の牛丼は「鰻丼」と同じくらい高級品であったらしいです。
そして昭和30年代に入り、牛丼は「うまい」「早い」「安い」をモットーに急成長を遂げ昭和50年代にはアメリカにも進出しました。
この時代にもう、海外進出していたということは、吉野家にとって海外店舗というのは成長の糧になっていたのかもしれませんね。
そして、その後現在の先駆けとなるドライブスルー1号店を広島に出店。
ところが…
客離れと急速な店舗拡大により、資金繰りが悪化し会社更生法を申請(倒産)。
そこから顧客ニーズを掴むため、朝定食の開始やイベントなどへのキッチンカー出店し盛り返します。
牛丼特盛を考案など今はお馴染みのメニューなども加わり、1998年(平成10年)には高知県に出店し47都道府県全てに出店が完了しました。
現在は、より多彩なメニューやサイジング、店舗の工夫、健康への配慮を行なったサラシア入り牛丼などを展開しています。
決して一筋縄ではない、お店の歴史なんですねー。
すき家の歴史

すき家は1982年に横浜で創業(1号店)。
そこから急拡大を遂げ、1993年には100店舗に到達!
たった10年間で、100店舗って言うのはものすごい成長スピードですね。
そして1997年には、今や当たり前となった牛丼へのトッピングを開始。
2007年には47都道府県に出店が完了し、2008年には1000店舗を達成。
味もさることながら、事業拡大がすごいです!
吉野家よりも創業はかなり遅いですが、そこから日本全国に牛丼チェーン店を展開していき、牛丼を我々のより身近な存在にしてくれたのは間違いなくすき家でしょうね。
松屋の歴史

松屋はなんと、2番目に歴史は古く1966年に東京で中華飯店「松屋」として創業。中華料理屋だったのか…!?
そして1968年に牛飯・焼肉定食「松屋」を展開。
ここから牛めし(牛丼)チェーン店として歩み始めたようです。
こうして牛丼チェーン店が次々に誕生し、それぞれが切磋琢磨してくれたおかげで、今日私たちは「早い」「安い」「美味い」の牛丼を手軽に食べることができるのですねー。
吉野家に久々に行った
つい最近、久しぶりに吉野家へ行きました。

この店舗は店に入ってすぐ注文する必要があり、マクドナルドのような感じです。
正直、席についてからゆっくりメニューを考えたいので、すき家のスタイルの方が好きですね。
考える時間もあまりなく、とりあえず牛丼大盛りを注文しました。

思ったより肉が硬めで味付けもあっさり。
こんな感じだったっけ、と思ってしまいました。
最近ほんと家の近所のすき家に行くことが圧倒的の多いので、すき家の味が牛丼のベースになってしまっているかもしれません笑

一緒に行った息子は、ネギ玉牛丼の大盛り。載せる順番を間違えると、このように混沌とした牛丼表面になってしまいます。
ねぎ→卵の順番に載せることが大事ですね。
個人的なおすすめを考えた
家族で行くからいろんなメニューを頼みたい、という方は選択肢が豊富でお子様メニューも豊富な「すき家」が一番おすすめです。
子供が小さい時には、よくすき家に行っていた気がします。
子供はやっぱり「コスパや味」よりも「お子様メニュー」に喜びますからね。
私個人的には、やっぱり牛丼としての味が一番好きな「吉野家」ですね!!
でも、我が家の近所にはないので、行けるのはお出かけしたときのみになります。
息子は、私の影響で「吉野家」が大好きで、遊びに行っても「吉野家行きたい!」となります。
私的には、せっかくなのでチェーン店じゃないとこで、と思ったりもするのですが…笑。
そして松屋も、牛丼ではなく牛めしがコンセプトなので、改めて食べてみたいと思いました。
ほかの牛丼に比較して肉の食べ応えにこだわっていそうなので、そこの部分に気をつけてぜひ食べてみたいなぁと思いました。
皆さんはどこの牛丼に一番惹かれましたが?
「味」意外にも、歴史やコンセプト、値段もそれぞれちょっとずつ違うので、ぜひそれを頭に入れた上で楽しんでみてはいかがでしょうか?
今回もここまでお読みいただき、ありがとうございました!
今日も気をつけていってらっしゃいませ。