仕事の内容は今までと大きく変わりませんが、ここ数年で「子供の成長」と「自分の加齢」で生活の仕方が大きく変わってきました。
みんな、今の生活がずっと続くと思いがちですが、良い意味でも、悪い意味でも「生活スタイルは変化」していくということをまさに今実感しています。
今回は、若い世代の方や子供がまだ小さい方に読んでいただきたい、少し先輩の経験談です!
20−30歳代の頃
20-30歳代を思い出してみると、目の前の生活で精一杯で、今後どうなるとかあまり考えたことはありませんでした。
まだまだ自分のことで精一杯で、でも今から振り返ると「自分のことに時間を使えた」時代であったなと思います。
大変だ、疲れる、と言っても、自分のこと中心であったため、対処の仕方はいくつも選ぶことができたと感じます。
あとは、気力・体力面も充実していました。
少し休むと「よし、回復した!」と再度動き出すことができていましたし、瞬発力もありました。
残念ながら、それから20年経つと、体力面の衰えも感じざるを得ません…
子供が生まれて、まだ「パパ、パパ」と歩き回っていた時は、何をやっても可愛くて、一緒に公園を走り回るだけで楽しかったことを思い出します。
子供の身の回りのお世話には「手間」がかかる時期で、かつ危険予測もできないため目が離せませんでしたが、その代わり天使のような可愛さをみると、がんばれていましたね。
30−40歳前後
ちょうどこの頃は、コロナの感染拡大で私は仕事が非常に大変でした。
通常の医療を当たり前に提供できないことにジレンマを感じ、かつ仕事のストレスも非常に大きかったです。
でも、山登りをしたり、キャンプをしたり、自転車を始めてなんとかプライベートも充実して、今思えば楽しい時期でもありました。
まだまだ体力もありました。
この時期に、仕事でもプライベートでもいろいろ新しいことに挑戦したり経験できたことは、その後の人生の糧になっていると思っています。

平日に、「今週は〇〇に行こうかなー、いや別のことしようかなー」と考え楽しみにしていました。
息子も一緒にやっていたので、時には泊まりがけで自転車の圏外にイベントに行ったり、妻の理解もあり結構好きに色々させてもらっていました。
40歳代後半の今
息子が野球を始めてからは、土日がほぼ野球の練習になり父兄も練習の手伝いをすることが多かったため、ほぼそれで時間が潰れるようになりました。

チーム練習の時間以外でも、グラウンドを借りて自由練習することも多かったため、急に自由がなくなり息子の野球で日々が終わっていくようになりました。
そのチームを卒業した今。
中学校の練習もまだ始まらないので、日々野球の自主練が続いています。もちろん一人ではできないので、その相手を日々やっております。
なので、時間と体力をそちらにかなり使っている感じになります。これが結構しんどい。歳をとるとこんなに体力が回復しないものか、と改めて感じております。
可愛いらしいお子ちゃま、な時期はとっくに過ぎてしまったため、思春期特有の勉強や友達、スポーツ、進路などこれから様々な悩みや迷いと向き合っていく時期になります。
それを超えてみんな大人になっていくのですが、それに「寄り添う」親もこれから大変になりますね。
そして親も「子離れ」をして、子どもとの生活も徐々に卒業していかなくてはいけません。
子供の人生は、子供の人生。
親は親の人生を生きていかなければいけません。
メッセージ
まだ小さい子供がおられる方は、日々の関わりの時間を大事にしてほしいなぁと思います。
その時間は永遠ではありません(大変さがずっと続くと思いがちですが)。
今、子供と日々していることは今しかできず、いずれどの家庭でも子供は大きくなっていき、そして生活は変わっていきます。
確実に!です。
子供が小さいうちは遊びに行く、といってもお金も体力もそんなにかからないことが多いです。ですので、時間と手間をしっかりかけることができます。
できる範囲でいいんです。
でも、それもいずれ変わっていくと考えて、自分たちの中である程度それを予想しながら生きていくことで、子供も自分たちもあまりストレスを感じなくて済むのではないかと思います。
まとめ
現在の自分の生活の「愚痴」みたいな内容になってしまいましたが、決して今の生活に不満が多いわけではありません。
体力的には確かにきついですが、今しかな子供達の時間を大切に過ごそうと思っています。
子供達は、多分小学生から中学生をピークにその先は親からどんどん自立していくと思います。その時に「自分たちで頑張りんさい」と背中を見送ってあげられるよう、今のうちにしっかりと関わっておきたいと思っています。
皆様の「心持ち」の参考になれば、幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。