今回は、先日行った防府市で久しぶりに出会った懐かしのハンバーグ屋さんについて書いてみました。
防府市に行った理由の「ひつじのショーン展」についてはこちらを参照。

潰れて無くなってしまった、と思っていたお店が意外なところに残っていたりして嬉しかったことないですか?今回、私はそういう経験をしました。
防府市にある紅屋という美味しいハンバーグ屋さんについてですので、お近くの方、行く機会がある方はぜひ食べてみてください。
無くなってしまったハンバーグ屋さん
昔よく行っていたハンバーグ専門店(洋食屋さん?)があって、その店舗はかれこれ10年以上前に無くなってしまいました。閉店の理由はよくわかりませんが、周辺地域の再開発でアパートなどになったことが理由かなと思います。
家からちょっと遠かったので、馴染みのお店とまではいきませんが、ショッピングセンターに隣接していたため「ハンバーグ食べる」って時はいつもそのお店に行っていました。
そのお店の特徴としては、ハンバーグのソースがちょっと特殊で、酸味のある味付けが好きでした。そう、例えていうならスッパムーチョみたいな。スッパうまいみたいな感じでした。
閉店した周辺の地域を調べても、その該当するお店の名前が出てこなかったため、すっかりもう閉店して無くなってしまったものだと思っていました。
防府市で発見!絶対行きたい!
今回、ひつじのショーン展を見にたまたま防府市に行き、Googleマップで近くを検索している時に、昔懐かしこのハンバーグ屋さんの名前を発見しました。
チェーン店だったのか!?
そう、多分山口県内に数店のチェン店だったようです。そして、多分防府市が本店なんだと思います。
いつもなら家族の食べたいものや行きたいお店を優先するのですが、今回は私が絶対行きたいお店、ということでラーメンを食べたい娘を説得し行くことにしました。

お店に到着時は土曜日の11時台でしたが、なんと5組待ち。電話番号を登録して、約20分くらい待ちました。
都会の人は人気店で待つことに慣れていると聞いたことがありますし、よく行列に並んでいるのをテレビで見ます。でも、田舎ではなかなか並んで待ってまで、少なくとも私は食べよ雨とは思いません。ただし、今回は特別です!待ちました。
懐かしのハンバーグとご対面
お店の名前の由来ともなっている「紅屋ハンバーグ」を注文しました。意外に混み合ってはいましたが、注文したハンバーグは15分程度で出てきました。多分、いつも混雑しているので店員さんも慣れているのではないか、と想像しました。
奥では店主の方?がハンバーグをこねて焼いているところが見えました。さて、久しぶりに対面したハンバーグで思ったのは、「あれ、こんなやったかな?(白っぽいハンバーグだった)」「結構大きい」ということでした。

妻に言われて気がついたのですが、以前よく行っていた店舗は夜しか行ったことがなく、かつ店内が結構暗かったのが原因ではないかと思います。その店舗は多分、わざと多少照明を暗くしている印象でした。ですので、今回、昼の明るい時にしっかりハンバーグを見てみて「こんな色だったっけ?」となったわけです。
店舗が違うから、多少焼き方とかも違うのかな?流石に調理している店主の方の顔までは覚えていませんでした。
味付けについては、やや酸味の効いた食べたことのある、懐かしい味でした。やっぱり美味かった!
息子はデミグラスソースにしていましたが、やはり洋食屋さんとあってこちらもかなり美味しかったです。

味やにおいはノスタルジー装置
時々思うのですが、味とか、におい(香り)とか、音楽とかって、一種の記憶呼び出し装置みたいな部分があります。その味を食べると、昔を思い出す。その時の感じていたことや、考えていたこと、困っていたことや楽しかったことを思い出します。
かおりや音楽も同じようなことが言えます。
歳をとると、そういう感情的な部分もやや色褪せてきますが、まだまだ思い出して懐かしく感じることがあります。
よくこのお店にハンバーグを食べに行っていた当時は、まだ大学卒業して就職もせず、バイトでぶらぶらしていた時でした。「これから〇〇をして生きていきたい!」と思えることもなく、なんだかただ惰性で生きているような感じでした。
ま、特に楽しいと思えることもなく、やりたいこともなく、みたいな。
今はすっかり状況も変わりましたが、そんな当時のことを懐かしく感じながらいただきました(あっという間になくなりましたが…笑)。
今はだいぶ安定しましたが、春(今頃)になると、春の桜や春のにおいを嗅ぐと、看護師として最初働き始めた時の辛かったこと、朝起きて仕事に行くのが嫌だったこと、そんなことを数年は思い出していました。

まとめ
今回、懐かしの他のお店にはちょっとないハンバーグ屋さんのハンバーグをたべて、昔とは家族ができて状況も変わりましたが、懐かしさを感じました。
もうちょっと近くにこのハンバーグ屋さんができてくれたらまた行けるのになーと思いました。
本日もここまでお読みいただき、ありがとうございました。
また来てねー!