交通事故は、お金も時間も、労力も浪費してしまいます。
「事故を起こさない」のが一番良い選択肢でしょう。
ただ多くの人が「安全運転が大事」とはわかっていてもついついスピードを出し過ぎたり、一旦停止をしなかったりということがあるのではないでしょうか。
運転免許更新時の安全運転講習で「あーやっぱり事故は怖いな」と思いつつも、日常に戻るとすっかり忘れてしまっていつもの運転をしてしまうというのは、誰しも経験があるのではないかと思います。
今回は「安全運転」で私たちが得られるメリットについて、まとめてみました。
車を運転される方は、ぜひ読んでみてください。
①事故リスクが下がる
安全運転をする=スピードを控えて走るというふうに考えております。
これで得られるメリットの1つ目は「事故をするリスクが下がる」ということです。
車の時速が40kmの場合、1秒間で11.1m進みます。
一方で車の時速が60kmの場合は、16.7m進みます。
同じ1秒間でも、その差は5.6m。
「あ、やばい!!」と思って対応できるまでに進む距離が長ければ長いほど、事故を避けることが難しくなるでしょう。
逆にスピードが遅ければ遅いほど、対応する時間や距離が確保できるため、事故を避ける確率が上がると考えられます。
次はぶつかった時の衝撃の話。

ぶつかった時の衝撃度合いとしては、スピードが2倍になると(例えば30→60km)衝撃は4倍になります。
スピードが3倍になると、衝撃は9倍になります。
こちらも逆にスピードが遅ければ、衝撃もかなり少なくすることができると言えるでしょう。
例えば60kmでぶつかった時の衝撃が200kgだったと仮定すると、時速30kmであった場合にはその1/4の50kgに抑えることができます。
スピードを控えて走れば、事故する確率も下げることができますし、事故した時のダメージも下げることができます。
②コスパが良い
スピードを控えめにして走れば、
- 燃費が良くなる
- タイヤやブレーキなどが劣化しにくい
- 保険料が安くなる可能性がある
という、車の維持費面でのメリットもあります。

スピードを控えめにして走れば、アクセルを踏み込む度合いが少なくて済みます。
ということは、ガソリンをたくさん使わなくて済むため燃費がよくなります。
また加速減速を優しくゆっくり行うと、燃費の改善とともにタイヤやブレーキへのダメージも低減できると考えられます。
つまり部品交換の頻度を減らせられるわけですね。
交通事故歴が無かったり、交通違反がないと車の保険料も安くなったりするので、こちらも安全運転の大きなメリットであると言えます。
③疲労軽減
スピードを出して走った時と、ゆっくり運転した時では体感の疲労度もずいぶん違います。
その理由としては、
- スピードを出している緊張感
- 周囲の観察、注意
からだと言えるでしょう。
先に述べた通り、スピードを出すと同じ時間でも進む距離が長くなります。
危険はないか、車は近づいてきていないか、死角はないかなど注意して観察し続ける必要があります。
これが結構疲れます。
スピードを落とし、安全運転を行うと同じ周囲の観察をするにしても時間的余裕があります。
減速するにしても、もともとがゆっくりなので十分対応時間があり焦ることも少なくなります。
もしまだこういう経験がなければ、いそいそと運転することから「安全運転」に切り替えて運転してみてください。
いずれは、、、
安全運転を、と思ってはいてもいずれ自分も年を取り、見落としや反応速度の低下から事故を起こしてしまう可能性も高くなってきます。
目も見えにくくなってきますしね。
そんな時、テスラやBYDなどの自動運転技術がついた車が非常に便利で安全性が高いのではないかと思っています。
私が住んでいるところではどうしても車は必要ですし、今後ますます地域の人口は減るでしょう。
社会インフラが衰退する中で自分の移動手段はある程度確保しておきたいところです。
ちょっと価格が高めなので、私はまだまだ買えませんが、頑張って家計管理して自分が歳をとった時にはこのような自動運転技術がしっかりついた車のサポートを受けて、お出かけとかしたいなーと考えています。
まとめ
改めて自分が「安全運転って最強やなー」と思ったので、今回記事にメリットをまとめてみました。
その時の一時的感情や気分で運転しがちですが、トータルで考えると車を運転するなら安全運転が最強だと思います。
何の準備も必要ありません。
スピードを控えめにして運転するだけです。
今日から実践していきましょう。
本日もここまでお読みいただき、ありがとうございましたー。