私にはありがたいことに子供が2人おり、現在小学生です。
自分の子育てが正解なのか?
本当に子供のためになっているのか?
これでいいのか自問自答しますが、まだまだわかりません。私が考える「子育て」について、書いてみたいと思います。
勉強やいい大学に入ることが目的?
例えば、よく本などで「子供を東大に入れる方法」みたいなのが経験論として書いてあったりします。私も興味があり、ちょっと読んでみたりしました。
それが本人の幸せにつながっているのであれば全然いいんです。
でもいい大学に入って、いい企業や官僚になって。でもそこが人生のゴールではないじゃないですか。
そこから病んでしまったり、やりたいことがやれてない!と違う道に進んでしまったり。
大人になってから、親に敷かれたレールに乗っていたことに気がついて自分探しをし始める。そういうことって結構あるような気がします。

生まれてきて良かったと思えること
じゃ何が子供にとって、子育てにとって正解なのか?
私は本人が「自分は生まれてきて、この親の元に生まれて良かった」と思ってくれるかどうかではないかな、と思っています。
一時期は、頭がいい子供になるために!みたいな本を読んだりしたこともありました。
でも自分自身があまり子供の時に幸せだと感じられなかったので、自分の子供には「生まれてきて良かった」と感じながら生きていってほしいと思います。
私自身も大学まで行かせてもらい、高校も進学校でした。勉強ができるというのはある程度自分を助けてくれるし、大学時代もそれが無駄だったとも思いません。
でも子育てで一番大事なことではないと考えます。
正解だったかどうか、いつの時点が採点時期なのかわならないので、子育て方法が良かったか悪かったか、評価しにくいです。
私もまだまだ模索中。なかなか難しいですねえ。
多分今後も、「これでいいんだろうか?あの時怒ってよかったのか?」とか反省や後悔しながら、子供達に接していくんだと思います。
過去の対応に、後悔したこともすでに山のようにあります。
でも、時間は戻せないのでこれからにいかしていくしかありませんね。
私は明橋大二先生が書いた、「子育てハッピーアドバイス」をよく読んでいました。この本で、子育ての目的というか目指すところは、子供自身が生まれてきて良かったと感じることであると学びました。
もし興味があればぜひ読んでみてください。
中古で安くなってることもあると思います。
自分の生い立ち
プロフィールでも少し書いていますが、私自身は親は学校の先生で、結構厳しい家庭で育ちました。
当時は、叩いたりしばいたりするのも「愛のむち」「教育のための体罰」として認められていましたし、学校の先生も結構手をあげたりしていましたね。
私も母親に小さい頃から、結構やられました。
それで思春期には、「反抗期」というよりはすっかり生きていく元気がなくなり、自分はこれからどうしていけばいいのかわからず、楽しくない日々を過ごしていました。
高校、大学時代はほんとダメ人間で、人生がほんとどうでも良かった。
でも、現在はなんとか人並みに結婚もして、看護師として働いて家族を養っています。
どこが転機だったのか?
厳しかった母親の「死」でした。
母親は私が22歳の時に白血病を発症し、1年くらいの闘病の末亡くなりました。
これ自体はものすごく悲しかったのですが、そこから私は解放されたというか、自分なりの人生を歩み始められたと思います。
この母親の死がなければ、人生結構変わっていたかもしれません。
いまだに強かった母親の影響から離れられず、社会生活に適応できない人生を歩んでいたかも?しれません。

負の財産を子供に引き継がないために
ブログを書いていて思いましたが、私が子育てについて考えたり勉強したりするのは、やはり子供に同じ思いをさせたくないから。
負の財産を子供の世代に引き継がないため、ではないかと思います。
私の親も、別に子供の幸せを願っていないわけではなかったと思うし、体罰が子供のためになる、親の言うとおり育つのが子供の幸せになると思っていのだと思います。
方向性を間違うと大変なことになりますね…
そのために私は、色々子育て本を読んで勉強しているのだと思います。
「北海道へ行くぞー」と言って南に進んでいたのでは、いつまで経っても目的地に辿り着かないどころか近づくことすらできませんからね。
あとがき
ブログを書くのって、自分を振り返る機会でもあると思います。
私は、看護師の中では日頃から文章を書く仕事をしている方ではあると思いますが、ブログを書くと、それとはまた違ったたくさんの文章を書きます。
これはもちろん文章を書く練習にもなりますが、自分を振り返る貴重な機会にもなるなと感じております。
この私の書いた文章を誰かが面白いと思ってくれたり、なるほどと思ってくれるとそれはまたさらに嬉しいことだと感じております。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
取り止めのない内容となってしまいました。
本日も1日頑張っていきましょう!