
私は「夏の風物詩」と言えば暑さと共に「セミの鳴き声」かなと思っておりますが、今年はまだセミが鳴きません。
暑さは十分で、梅雨も明けたのになぜなのでしょう?
むしろセミが鳴き始めるとうるさいし、ただでさえ暑くるしくて鬱陶しいのにと思いますので、鳴き始めたらそれはそれで「うるさい」と思うかもしれません。
でも無ければないで、やはり季節感がなく、日本人としては物足りなく感じます。
今回は、セミが鳴かない原因について少し調べてみました。
暑すぎる…
セミの中でも「クマゼミ」は、気温が32-33℃を超えると鳴かなくなるようです。
いかに夏の虫といえども、気温が高すぎると鳴かなくなる…なるほど。
そもそも、まず「セミが鳴く理由」は、オスがメスを呼んでいるからです。その証拠にメスはあまり鳴かないらしいです。

そして気温が高すぎると鳴かない理由としては、やはり高温の状況でエネルギーの消耗が激しくなり生きていくのが難しくなるからのようでした。
生殖も大事ですが、そもそも生存も大事ですから、当然といえば当然ですね。
セミにとっても今の「暑さ」は、生存していくだけで精一杯の厳しい環境となってしまったのかもしれません。
梅雨の時期の影響
夏になる前の、梅雨の時期の気温が低すぎたり、梅雨時期が長すぎたりすると、セミの幼虫の発育が遅れて「羽化」のタイミングが遅れる可能性があるそうです。

地面という大自然のベッドの中で眠っている虫たちにとっては、気温などの影響を受けることは避けることができませんからね。
確かに今年は、梅雨は長くはありませんでしたが気温は低めであったと記憶しております。
7月16日現在で、まだセミがわんわん泣いていない要因は、梅雨の時期の気温が低かった影響であるかもしれません。
決まった時期になれば鳴き始める!
色々要因が考えられる中で、気候によらず決まった時期にしか鳴き始めないため、その時期が来ていないだけという意見もありました。
なるほど、確かにそうなのかも知れません。
暑くなる時期や気温の上昇が激しいと、人間は「もう夏が来た」と判断しますが、セミにとっては「いやいや、まだ早いでしょ」ということなのかも知れません。
もう少しで7月も終わり。そろそろその時期が来る頃なのかも知れません。
まとめ
夏になるとセミが鳴き始め、そして夏も終わり頃になるとヒグラシが鳴き始めます。
そうすると「そろそろ夏も終わりか、、、」と感じます。
このやや哀愁を感じるのが、なぜか好きなんですよね。

そして今回、この記事を書くことによって私にとっては「季節」を感じる夏の風物詩がセミだったことに気づかされました。
さーセミが鳴き始めるのを待って、今年の夏もしっかりと暑さを感じて、満喫して過ごしたいと思います。
(後日追記)
本日、ご近所さんの家でクマゼミが泣いているのを発見しました。
「夏が始まった!!」という感じですが、まあうるさいっちゃうるさいですね(笑)
